強磁場科学研究会/東北大学金属材料研究所国際ワークショップ

マルチプローブ強磁場測定が解き明かす強相関物性

(第17回強磁場フォーラム総会)



多くの方にご参加をいただき、本研究会を盛況のうちに終えることができました。 皆様に厚く御礼申し上げます。


若手優秀発表賞の受賞者は以下の皆様です。(敬称略)

● 厳 正輝 (理化学研究所CEMS・PD) [口頭発表]
「ブリージングパイロクロア磁性体 CuInCr4S8における強磁場誘起有限温度相の発見とその正体解明に向けて 」
"Discovery and toward identification of a high-field-induced finite-temperature phase in a breathing pyrochlore magnet CuInCr4S8 "

● 二本木 克旭 (大阪大学先端強磁場科学研究センター・D2) 
[口頭発表]
「スピンギャップ系CsFeCl3の強磁場磁性とその圧力効果」
"High-field magnetism and its pressure effect of the spin-gap system CsFeCl3"

● 湯浅 直輝 (大阪大学大学院理学研究科・M2) [ポスター発表]
"Observation of topological Hall effect dependent on antiferromagnetic order in EuAu2Ge2"



開催趣旨 / Purpose:

 強磁場コラボラトリー計画「統合された次世代全日本強磁場施設の形成」の中核を担う東京大学物性研究所国際超強磁場科学研究施設、大阪大学大学院理学研究科先端強磁場科学研究センター、東北大学金属材料研究所強磁場超伝導材料研究センターの 3 施設は、パルス磁場と定常磁場環境を備えた全国共同利用・共同研究拠点として、国内外の物性研究者に世界最高水準の強磁場研究環境を提供しています。2020年度からは、3施設運営員会の合同開催、1つの課題申請で施設を横断したパルス磁場・定常磁場環境の利用が可能な「コラボラトリー課題」の導入、マンスリーオンラインセミナーの共同開催など、運営上の連携強化とユーザー目線に立った強磁場環境のボーダレス化を推進することで、共同研究の実施が難しいコロナ禍にあっても、国内強磁場科学研究の発展に貢献しています。
 本研究会では、複数の装置、複数の施設を利用した横断的研究、さらには1つの装置で複数の物理量を同時測定する技術など、マルチプローブの利点を生かした研究に焦点を当てて、全国共同利用を通して行われた最新の研究成果を共有するとともに、大型強磁場施設外での強磁場研究への展開も見据えた展望を議論する場を提供することを目的としています。
 研究会に引き続き、第17回強磁場フォーラム総会が開催されます。フォーラム会員の皆様のご参加をお待ちしておりますとともに、ご所属グループでフォーラム未加入の方がおられましたら、入会のお声掛け頂けますと幸いです。

<世話人> 萩原政幸,鳴海康雄,木田孝則(以上,阪大先端強磁場),
淡路智,木村尚次郎(以上,東北大金研), 徳永将史(東大物性研)


開催日程・形式 / Schedule & Form:

  • 日程:2022年11月24日(木)〜25日(金)
  • 形式:現地参加とオンライン参加のハイブリッド開催
  • [現地1](メイン):東北大学金属材料研究所・2号館1階・講堂 >>>詳細
  • [現地2](サブ1):東京大学物性研究所・A棟6階・大講義室 >>>詳細
  • [現地3](サブ2):大阪大学豊中キャンパス・理学研究科J棟2階・南部陽一郎ホール >>>詳細
  • オンライン参加についての情報は、参加登録された方にメールにて連絡いたします。
     

プログラム / Program:


研究会プログラム(Program)  >>> Download

アブストラクト集(Abstracts)  >>> Download

※アブストラクト集の紙媒体での配布は行いませんので、各自プリントアウトするか
電子ファイルをご利用いただきます様お願いいたします。

[ポスター発表に関する注意事項]

※ポスター発表はオンラインで行われます。

※学生およびポスドクの方を対象に若手賞(3件程度)を選出する予定です。

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参加登録 / Registration:


参加を希望される方(発表なしの場合も含む)は、下記のフォームを利用して事前登録を
お願いいたします。

  • 必要事項をご記入後、送信ボタンを押してください。
  • 送信後に登録内容の確認メールが届いていない場合は、
    フォームにご記入いただいたメールアドレスに誤りがある可能性がございます。
    ※スパム/迷惑メールと判定され、ゴミ箱に送られている場合もあります。
  • <申込締切>
  • 発表有り: 2022年10月21日(金) 17:00 10月21日(金) 17:00
  • 発表無し: 2022年11月23日(水) 17:00


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アブストラクト / Abstract:


アブストラクトの作成には以下のテンプレートをご使用いただき、メール添付(最大1MB)にて下記アドレスへご送付下さい。詳細はテンプレートファイルの本文をご確認ください。
※メール送信の際、Subjectは「Abstract」でお願いいたします。


テンプレート(MS-word_template.doc) >>> Download

  • Submit to: meeting@ahmf.sci.osaka-u.ac.jp
  • Subject:  Abstract
  • Dead-line: October 31st, 2022 (Mon.) 17:00 (JST)

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アクセスマップ / Access map:

       

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お問い合わせ先 / Contacts:

  • 「強磁場科学研究会」に関して

    鳴海 康雄(大阪大学大学院理学研究科附属先端強磁場科学研究センター)
    メール:
    TEL:06-6850-6684

  • 「強磁場フォーラム総会」に関して

    徳永 将史(東京大学物性研究所国際超強磁場科学研究施設)
    メール:
    TEL:080-4927-4033

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update: 2022/11/26